Fiat 500c をボチボチ乗りかえようと思う。
今まで約4年強ガンバって乗ってきたが、そろそろ潮時かとおもう。
中古で結構くたびれたヤツを買った訳だが、まあちゃんと走ってくれた。
ディーゼルターボのチンクエチェント コンバーチブル (500C)
日本では縁がなさそうな、1.3 Multi-Jet モデル。
チンクェチェントにディーゼルターボエンジン! マジかっと言いたくなる乱暴な仕様。
でもまあディーゼルターボのクルマに乗るのは初めてではないので、ディーゼルの挙動は大体把握していたわけではありますが。
これをFiat500、しかも"C"に載せるかね〜、という驚きは当初あった。
しかし、結果実は非常に乗りやすく、パワフルで気に入っていた。
1.3 multi-jet 16v エンジンは最大95hp@4000rpm, 200Nm@1500rpm というハッキリ言って必要ないレベルのスペックである。
しかし燃費はすばらしく、25km/Lは最低でもいつも出ていたと思う。
(田舎に住んでいるので、大体いつも80-90km/hくらいで巡航できる。)
キュートな小型車
ピョコピョコした走りはハンドルを握って楽しく、キャンバストップと相まってとても気持ちのいい思いができる。
デザインも個人的には最高の部類に入るクルマだと思う。キュートなんだ。
小さな車体は欧州の村特有の狭く入り組んだ道でもどっこい、スイスイ楽々走行である。 なので、こちらでは大変人気のあるクルマ、だと思う。
以上、褒めてみた。
愛しいイタリアンポンコツよ
が、別の表現を借りれば、走りが楽しい最高のポンコツ車!、とも言える。
これはまあ、イタ車的にみれば驚くこともない。つまり走りは上記のように最高のJoyを提供してくれる。最初から結構くたびれた中古だったのはもう述べたが、
細かいところを指摘していくと表現的にはやはり、”イタリアのポンコツ”、という(むしろ愛情のこもった)言い方がふさわしい。
いや、それが原因で手放そうというわけでは実はないんだ。ポンコツけっこう、可愛らしいヤツなのだ。
ではなぜかというと、生活習慣が思ったよりもDIY比率が多くなって、コイツの積載量ではちょっと窮屈になってきた、ということ。
ちょっとしたガーデニングでも落ち葉や庭木の手入れなどで結構トンデモナイ量の木々種々のゴミがでる。
その他家の手入れなどに長物を購入したり、日々の生活でいろいろDIYの比率が大きくなってきたんだ。
おまけに、最近趣味の自転車乗りを再開したので、自転車もカンタンに積み込みたい。
というわけで、泣く泣く(でもないけど)手放すコトにしたわけだ。
こんなところがイタい。
ポンコツ部分にちょっと触れるが、エンジン部分はすこぶる快調である。これはいいエンジンだなあ、と感じている。
しかし他にいろいろなところがほころび始めてきた。
1.外装ーー>ラバーモールの部分が劣化してきたり (これは結構簡単に交換できるんだが)
2. 内装ーー>助手席のエアーバッグのカバー部分が膨らんできて、見えそう!になったり
3.メカニカルーー>パワーウインドウが壊れたり
(これは自分で直せた)
4.サスペンションはいつもギシギシうるさくなったり。
これらはおそらく、ワシの青空駐車方式が合っていなかったんだと思う。コンバーティブルなんて本来はガレージを奢ってあげてもいいくらいなんだけど。 残念ながら、その駐車場所は日光がよーく当たる場所で、それはもう夏場は暑くなる。
ちょっと前には最高気温46℃!を記録した地域だ。夏は長く、日照時間も多く、いつも灼熱の太陽にさらされる。紫外線もハンパではない。なのでたぶんそれにヤられてしまったんだと思いたい。
またいつか会おう
まあそういうコトで、現在候補を吟味中である。 もうちっと積載量多めのクルマにするつもり。