ONKYO Integra DV-S939
なんと2000年発売開始のモデル。また古い物に手を出してしまった、、、。
DVDプレーヤーを買うつもりなんか全くなかったのだが、CDプレーヤーはちょっと探していた。
世の中の流れに違わず、音楽も映画もすでにストリーミングでしか視聴しなくなってしまった我が家。オンラインでないにしても、せいぜいスマホのミュージックプレイヤーから音楽を聴く程度。
なのだが、聴かなくなってしまったCDは処分できずにいたので、それらを再び聴いてやりたいと長いこと思っていたのだ。
CDの原盤から聴くという行為は、音質に関してはストリーミングやダウンロードされたファイルから聴くのとそれ程差はないのかもしれない。
それこそLP盤をターンテーブルで再生して聴くのとは雲泥の差があるのだろうが、CDを一つ一つジャケット(ケースか)から取り出してプレーヤーに載せるという行為自体はアナログというかマニュアルというか、心が落ち着く所作であるのはたしか。
お手軽にアプリでプレイするのとは、同じ楽曲でもなぜだか記憶の蘇り方が違う。
人間の脳の仕組みは不思議で繊細なものだなと感心する一方、LP盤を未だに再生している方々は本当に贅沢な体験を続けて居られるのだなと確信する。
さて、このDVDプレーヤーであるが音楽CDもちゃんと再生してくれる。本当はCDプレーヤーを探していたのだが、DVDプレーヤーのくせに外観がカッコイイのに惚れてしまった。スピーカーとTVとしか繋がってない、既存のマランツAVアンプとも外見上は相性が良い。
MP3は受けつけてくれないところなんかは、さすがの2000年製なのだが、CDの音質に関しては自分の聴力に十分過ぎる迫力で再生してくれるのでCDプレーヤーとしてもキッチリ役に立ってくれそうだ。
肝心のDVDはケーブルのつなぎ方が悪かったのか、まだ画像が出力されない (泣)。狭いところに押し込んであるのでケーブル再チェックするのもちょっと勇気がいる。
とりあえずしばらくはCDプレーヤーとしてだけ使いますか。