デュアルブートの Chrome OS を復活させたい

以前の記事

retro-dude.hatenablog.com

POP!_OSをアップデートしたらGRUBブートローダーが表示されず、POP!_OSだけが起動する状態になってしまって、結果としてChrome OSが起動不能になっていた。

で、もう半年以上も放ったらかし。

ちなみに使っているのはThinkPad X230T(tablet) 2012年のモデル。

だけど、もうPOP!_OSに見切りをつけることで無理矢理解決を図ることにしました。

 

GPartedでハードディスク(SSD )の様子を見ると、Chrome OSパーティションはそのままあるので、問題はGrubブートローダーが起動しなくなってしまったことだろうと推測したのだが、そこからは何をしてもダメ、復活できなかった。

ヲッサン能力の限界・・・。

なので、もうPOP!_OSはやめて、別のディストロにしよう!と思い至りました。
リナックスを使い始めて困るのがこのディストロ目移り病。なかなか一つのディストロを使い続けるのが難しいです、隣の芝ならぬディストロが青く見え過ぎてしまう。
まあでもコレが楽しい。

ただし今回はパーティションの彼方に消え去ってしまったChromeOSを再びデュアルブートさせるのが目的なので、過去に試したことがある、比較的身近なディストロ中心に探してみました。

で、最初に試してみたのがコレ、



エレメンタリーOS

なんかカッコイイ感じ。エシカルだって。

で、さくさくとダウンロードして、POP!_OSが使っていたパーティションにそのままインストールして、Grubブートローダーが立ち上がる事も確認して、そこまでは非常にスムースにしかもかなりの短時間で終わったんですが、そのあといろいろインストール後の設定をしているうちに、なんだかやりずらいなあ、と感じてきました。

まず、日本語入力設定がうまく行かない。ひょっとすると、完全に日本語環境(システム言語も日本語にして)にすると上手く行くのかも知れませんが、自分はシステム環境はいつも英語、入力メソッドだけ日本語ができるようにしたい。

のだが、結構な時間あれこれ彷徨った挙句、やはりちょっと上手く行かない。

次に、ソフトウェアのインストールもなんだかやりにくい。エレメンタリーOSのホームページにはそのソフトウェアのインストールのことが宣伝文句になっているのだけど、どうもいろいろ使い難い、のですよ。

で、かのディストロ目移り病に罹っているワシは即座にあきらめた!

次だ、次。 つぎはどいつだ?

と、いうことでお次はコレ。

Manjaro Linux

別機種、X230i(改)でもう使ってます。Plasmaデスクトップバージョン。なので、信頼性は抜群。なんだかんだ言ってもう冒険するのがちょっと億劫になってきています。

でも、今回はGnomeバージョンをダウンロードしてみました。
同じディストロでもデスクトップが違うだけで使い勝手がかなり異なります。

でこれも、サクサクとダウンロードして、インストールして、

日本語入力環境も以前の記事で紹介したこの方の記事を見習って設定したはずなんですが・・・。

前回は上手く行ったんだけど今回はどうもダメ。おかしいなあ、と思いながら試しにコレ

を追加でダウンロードしてみたら上手く作動するようになりました。不思議。

で、この時点ではGrubは立ち上がらない状況ではあったのだけど、以下の指導法に従ってGrubを再インストールしたら、ちゃんと立ち上がるようになりました。

wiki.manjaro.org

でここから、以前のデュアルブートの記事でも触れた、

retro-dude.hatenablog.com
ここのステップ 12. 13.あたりで作ったGrub用のファイル(このときに備えて保存しあった)をgrub.dフォルダーに再びコピーして、

sudo update-grub

で、Grubをアップデートしたら、

ロームOSの選択肢が下の方に無事表示されるようになった!

ふー長かった! がクロームOSの復活自体は上手く行きました。

さて、半年以上ぶり!に使用したクロームOSですが、その感想はまた改めて。