古い Kindle 復活

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奥さんが使わなくなって久しいKindle.。すっかり使われなくなってしまい、片隅に追いやられてもうバッテリーも充電しなくなっていた。もったいないので、この際kindle初心者である自分用になんとかしたい。

 

バッテリー交換したらまた使えるかなー、と考えて、頼りのAli Expressに発注。

発注時に少し迷ったがどうやら第3世代のモデルということであった。2010年頃のモデル、またしても10年以上前のもはやアンティークであろう。

Amazonのウエブサイトを見ると新品でも安いものは€98くらいからあるし、いまさらバッテリー交換ごときにお金を費やすべきか迷ったが、ゴミを出すのに気が引けて€13のバッテリー交換を選んでしまった。電化製品をゴミに出すのが苦手なので、かくしてガラクタの延命作業に力を入れる。

バッテリーの交換手順自体はすごく簡単だった。本体と裏カバーの隙間をこじいて開けるだけ。結構タイトに嵌っているので、根気よく、プラスチックのツメを折らないように気をつけながら。初めてなのでそれなりに時間はかかるものの、簡単ではあります。

で次はどうもファームウエアをアップデートしなくてはいけなようだったのだが、over-the-air は機能してない様なので、Amazonのサイトから直接PCにダウンロードして、3. 4から  3.4.3までは更新できる。

がしかしそれでもkindleストアとはもはや交信できない模様。慌ててググったら、やっぱり古いKindleはもう見捨てられている事が判明。wifiにはアクセスできるんだけど、Amazon側のサーバーで蹴られるみたい。残念。

でまたまたちょっと調べたら、データ自体はmobiファイルというものを読んでいるだけだから、これをどこかから持ってきて直接本体に保存すればいい、とのこと。なるほど。せっかくなので、タダ、でダウンロードできないかなあ、とウエブサーフしていたら、青空文庫、というものが存在するという。 なんとタダで文学作品読み放題なのだ、嬉しい、素晴らしい。 今日まで存在知りませんでした、恥ずかしい限りです。

www.aozora.gr.jp

ただこのサイトのデータはmobiファイルではないので、Kindleに落とすなら変換する必要がある。でもただで変換してくれるサイトが沢山あるようです。

それも面倒なら、ってことで既に変換済みの一覧を載っけてくれているサイトも発見。便利だなあ。

www.netbuffalo.net

さらにさらに、海外文学を英語で読みたい場合にはこんなサイトもある。情報量が更に膨大である、本当に素晴らしい。

www.gutenberg.org

でこれらを無事PC経由でKindleにダウンロードしていく道すじが完成した。

古いKindleが古典日本文学および海外文学リーダーになった、という回でした。

まあPCで直接読んでもいいんですが、Kindle画面は目に易しいですしね。