中華製 スマホ 買った (Xiaomi POCO シャオミ ポコ)

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Xiaomiの POCO (ポコ) F3というスマホを買った。

購入までのはなしはコチラ

retro-dude.hatenablog.com

 

Xiaomiはもちろん中国製のスマホ及び家電メーカーだ、Xiaomiのスマホは日本でもここのところ抜群のコスパで人気が出ている。

その中でもこのPOCOというのは新興国マーケットをメインターゲットにして独自路線でブランディングをしている。F3はそのPOCOのなかではトップモデルだ。

ワシが今回手に入れたのはメモリ8G、ストレージ256G のモデル。
トップモデルとはいってもそれで税込み€330。
日本円だと40,000円程度だろうか? Aliexpressが安いみたい。


F3以外にもM3 ProとかX3 Proなどのモデルがもうちっと安く展開されていて、€200前後の価格帯。 えらく安いのだ。

 

シャオミ POCO F3 はどんなスマホ

ざっくり言うと、コストパーフォーマンスがスゴイ という一言に尽きる。

5G対応 8Gメモリ 256GBストレージ
AMOLED 120HZ ディスプレイ
Qualcomm Snapdragon 870
バッテリー容量 4520mAh
48MPメインカメラを含む3眼レンズ付き
33W急速充電対応

詳しいスペックが気になる方はコチラ

これが、日本円で40,000円前後で買える。衝撃のコスパだ。256GBのストレージはなんならオレのPCのストレージよりでかい。
この値段でAMOLEDが手に入る。 おかげ画面がとても見やすい。
まあまだ3週間ほどしか使っていないが、不満は全くナイ。 むしろもうちょっと安いヤツを選んでもよかったかな、と思うほど機能は充実している。

POCO X3 Proならほぼほぼ同じ性能で日本円で30,000円前後だ。ただしディスプレイにAMOLEDはつかない、それだけ。

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中華製スマホは有りか?

そんな疑問、あるのはわかっている。 なのだがそんな疑問自体もはや過去のものになりつつある。10年前ならなんとなく不安になったのも分からなくはない。が、時代は変わったのだ。
世界ナンバーワンのスマホブランドは韓国のサムスンであり、第2位はアップル。この2社は常に大接戦。
で、その地位を最近中華ブランドがいよいよ激しく追い上げている、というのが世界のスマホの構図。
ここには日本ブランドがつけ入るすきは全く無い、販売数が違い過ぎる。
韓国製のサムスンもチョットなあ〜、という人たちが日本に多数いるのもなんとなく想像できる。でも、何度も言うが
サムスンは世界一のスマホブランドなんである。 事実に目を背けてはイケない。

では技術力、完成度やデザイン性などどうなの?と思う向きもやはりあるかもしれない。でもそれもいらない心配だ、なぜならそんなコトで劣っていたら上記↑の世界シェアはとれないからだ。 
英語の記事ですが興味ある方は・・・。

www.aroged.com

シャオミ POCO F3の惜しい?ところ

さて高級モデルにありがちでこのPOCOについてないのは:
ワイヤレス充電、防水レーティング、おサイフ携帯 くらいだろうか。

この内おサイフ携帯機能は実に日本独自とも言えるFelicaの機能(アップルペイやグーグルペイなどNFC機能はもちろんある)なので、これに関して云々申すのはむずかしいところ。日本向けに売るのなら、やはりあった方が受けるのでしょうねえ。

ワイヤレス充電は個人的には必要ないのだが(充電スピードも遅いし)、まあこれがなくてはならない、という人たちもいるでしょうね。

ただスマホの世界はいま、急速充電の性能でしのぎを削っている状況だ。POCOについてる33Wの急速充電は50分程度でフル充電可能。 すごく早いのだ。

33Wでこれだからね。 65Wとか120Wとか化け物級チャージャーはいったい何分でフル充電できるのか。 ワイヤレス充電の有利性がどんどん薄れていってるような気はする。まあ、慣れてしまった人々にはマスト、なのかもしれないが。

そして防水レーティング。 これも個人的には特に必要ではないのであるが、これが絶対、という人はどういう人たちなのかなあ。
風呂でスマホを操作する、ということですかね。一日の終わりに長風呂に浸かりながら映画とかビデオ見ちゃう、みたいな。そういう幸せ追求型の人たちには、まあ、無いと困りますね。

その他本当にこれはダメだな、という点は思い当たりません。

iPhoneなど高級モデル購入に生産性はあるのか

POCOと同じ256GBを選ぶとiPhone 13だと10万円を超えてしまう。その差額実に6万円以上だ。 いやあ、好きなものを買えば良いんですよ、人間は。その方が幸せになる、とは思います。
iPhoneはやはり品質いいですし、写真はキレイに撮れるし。製造は中国だけど、デザインはカリフォルニアだし。カッコいいし。みんな持ってるし。広告いっぱいやってるし。
まあ、iPhone買っときゃ間違いナイ、ですよね。
お金がある人達はいいんですよ、好きなもの買っとけば。 

だが聞くところによると、日本は年々貧乏になっているという。給料も上がらず、物価も上がらず、いわゆる失われた30年はひょっとすると40年にすらなってしまうかもしれない状況である。

それなのに、だ。iPhoneの日本におけるシェアは世界一となるナント40%以上。いや50%以上だという説もある。 50%異常!である。

どうして金もないのにそんなもん買うのだろう、というギモンがここで湧いてくる。実は日本人の半分以上は金持ちなのか? いやそんな訳ナイのは明白だ。

分割払い(サブスク)の罠にはまる人たち

じゃあどうやって金もないのに皆さん手に入れているのだ? 

そう、分割払い である。実質0円とか、なんちゃらプログラム、とか銘打って分割払いで支払いさせられているのだ。

おまけに最近のやり方は36回払の月々の金額で24回分払ったらあとの支払いは免除!なんて謳ってる。
ただし免除の条件はスマホ本体を返却してもらうこと! 
その返却時にスマホにはダメージがないこと! なんて条件つけてる。

これはつまり購入ではないのである。自分のものには決してならないのである。 リース契約と一緒。スマホの使用権を月々金だして買ってるだけ、なのである。
そして返却時にスマホのダメージがないようにするためには、さらに月々の補償サービスを追加で買えば安心です!なんて商法にみーんな引っかかる。

自分のものでもないのに月々お金を払い続けるのである。自分のものでもないものへの補償サービスまで買わされているのだよ。 

いや、これだと2年ごとの新機種に乗り換えられるから、という商法にみーんな引っかかる。つまり月々の支払いは未来永劫終わることがないのだ。おまけに2年ごとに新機種に乗り換えないと、むしろ損!みたいな設定になっているので、皆さんきちんと乗り換える。

世の中NHKの支払いには文句言いたいホーダイ、だが。まあこれはもっともな話だ。 ほとんど強制的に加入させられる上に、月々の支払い金額に見合うプログラムを視聴できないなら、それが普通の感覚である。オンデマンドでもなく基本垂れ流しで時間の合うヤツだけ見ろい!と言っておきながら料金を徴収するのだ。 ある意味月額一定料金で見放題!的な解釈ができなくもないが、年寄り連中はともかく、若い人たちは見る番組はほとんどナイのが現状なので、まあふつう、文句でるね。

このNHKと同じ程度の金額を毎月スマホにも払ってるんである。自分のものでもないのに支払ってるんである。回線料金に上乗せして払っているんであーる。

いや、でも実際に使ってるから、という考えもあろう。 一括払いでは決して買えない高級機種を使えているんだから、ということも言えるかもしれない。
だけどそのおかげで決して終わることのない支払いを続けることになるのである。

まあ、そのくらいの金額どうってことはないのよ、という人は良いのだ。NHKの支払いだって別にワタシにはどうってことはナイの。という人もまあ問題ないのかもしれない。

しかし、そうでもない人、お金がなくて困っている人はこの点を大いに考えるべきなのである。

この終わりのない分割払いやNHKなどのサブスク型ビジネスモデルは金儲けをする上では大変有利だ。毎月みなさん定額のお金を上納してくれるのだ。売上の安定感ハンパない、である。携帯回線各社は回線料金に上乗せして携帯本体分割払いと銘打ってさらなる安定した上納金を懐にいれているのであるヨ。

毎月の給料が少ない、とこぼす人びとはまずこの手の毎月必ずある出費を減らさないことには幸せは絶対来ない。そのためにすること:

家にあるテレビはすぐさま売り払って、NHKは解約すべきである。 ドンキのチューナー無しモニターを買え。
携帯の分割払いなどすぐやめて、安くて高性能、満足度高い中華製スマホを買え。

これが言いたかった。以上!